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軍雇用員カード

 1946年以降、米国海軍政府、米国陸軍政府、琉球列島米国民政府が在沖米軍施設に働く沖縄住民の労務管理のために作成した個人別の労務記録カードです
 1956年に米国民政府から琉球政府労働局雇用手続事務所に移管された後、施政権返還前に琉球政府立沖縄史料編集所に引き継がれました。公文書館には、約20万枚のカードが保管されています。カードは、1)労務番号、2)氏名、3)性別、4)生年月日、5)本籍地、6)現住所、7)顔写真、8)ファイルナンバー、9)職種及び所属、10)採用年月日、11)離職年月日、12)離職理由が記載されています。また、カードは労務者名(アルファベット)と本籍地をアルファベット1字で表す本籍地コードの組合せによって分類されています。