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あの日の沖縄

1945年8月20日「沖縄諮詢会」発足

 1945年(昭和20)8月20日、沖縄島中部にある石川(現うるま市石川)で沖縄諮詢会が発足しました。軍政は「戦闘」から「駐留」の段階に移っており、米軍政府は、住民代表で構成する諮問機関の設置を急ぎました。
 ポツダム宣言受諾により日本が無条件降伏した1945年(昭和20)8月15日、沖縄の米軍政府は、全島39カ所の収容地区から124名の住民代表を石川に招集し、仮沖縄人諮詢会を開催しました。沖縄諮詢会委員候補24名が選ばれ、さらに8月20日に15名の委員が選挙されて、沖縄諮詢会が発足しました。

 
 沖縄諮詢会の施設には、戦火を逃れた民家が使われました。左の写真は今も残る沖縄諮詢会堂跡。[2006年(平成18)3月13日撮影]
右の写真は、沖縄諮詢会堂前での沖縄諮詢会委員の集合写真。前列左から3人目が委員長の志喜屋孝信。『軍政期の写真・スライド』より【0000036621】

 沖縄諮詢会は、米軍政府と住民との橋渡し役として、食糧配給や土地所有権認定措置法案、戸籍法の整備、旧村への住民移動、教育・公衆衛生、人口調査、初めて婦人参政権を認めて実施した市長および市議会議員選挙など、行政の基盤となる事業に取り組みました。 
『会議録1 其の2 沖縄諮詢会 1945年8月1日から9月30日』0000061090


 1946年(昭和21)4月24日、沖縄諮詢会が解消され沖縄民政府が設立されます。写真は沖縄民政府知事の公舎跡です。[2006年(平成18)3月13日撮影]。沖縄諮詢会の志喜屋孝信委員長は、引き続き沖縄民政府知事に任命されました。

 
「会議録5 沖縄民政府 1946年5月から7月」R00160115B
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