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レファレンス Q&A

復帰前の軍で働いていた記録を調べたい。

「軍雇用員カード」から調べることができます。

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 「軍雇用員カード」(LABOR CARD)とは、1946年(昭和21)~1966年(昭和41)の間に在沖米軍施設に働いた沖縄住民の労務管理のために作成された個人別の労務記録カードです。軍雇用員は、日本復帰時に雇用主が米軍から日本政府に替わり、従業員の身分も変更されることになったため、軍雇用員カードも廃棄されることになりました。業務の移管作業は日本復帰を待たずに前倒しで行われたため、軍雇用員カードも1966年(昭和41)分を最後に米国民政府(USCAR)から琉球政府労働局雇用手続事務所に移管された後、琉球政府立沖縄史料編集所に引き継がれました。その後、1995年(平成7)の沖縄県公文書館開館時に約20万枚のカードが引き継がれ、現在、利用に供されています。

 

軍雇用員カード の確認方法

 軍雇用員カードは、年金受給や石綿(アスベスト)による健康被害補償の申請をする目的等で、過去に在沖米軍施設で働いていたことを証明する必要がある方々を中心に幅広く活用されています。利用にあたっては、まず軍雇用員カードの有無を確認いたしますので、下記の情報を提供してください。電話やメール等でのお問い合わせにも対応します。

① 働いていた当時の氏名

② 働いていた当時の本籍地

③ 働いていた当時の住所

④ 生年月日

⑤ ご連絡先

 軍雇用員カードによっては「解雇理由」などプライバシー情報が記載されている場合は、利用制限期間内はご本人または親族(三親等まで)しか閲覧できません。親族の場合は、本人との関係が確認できる書類(戸籍謄本など)の提示が必要となります。

 また、1946年(昭和42)~1966年(昭和41)時期のすべての軍雇用員のカードが存在するわけではありませんので、ご了承ください。

 その他、1972年(昭和47)の日本復帰前後の大量離職者に対する特別給付金に関する資料などがあり、職歴を示す記録が一部残っている場合があります。職員にご相談ください。

➡ あの日の沖縄 1969年12月4日米軍基地労働者の大量解雇発表