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琉球政府文書

布告・布令・指令等(4)奄美返還と奄美出身者

総務局渉外広報部 文書課「布告・布令・指令等に関する書類」から、奄美返還と奄美出身者に関する資料を紹介します。

19531225日、「琉球列島」の一部として46年から米国に統治されていた旧鹿児島県大島郡の奄美群島が日本に返還されました。それに伴い、米国民政府指令第15号「奄美大島に戸籍を有する者の臨時登録」が出され奄美籍者に対する「臨時登録」が義務づけられました。

米国民政府指令第15号「奄美大島に戸籍を有する者の臨時登録」(1953.12.29) 資料コード: RDAP000011

 

1954年2月11日、米国民政府布令第93号「琉球列島出入管理令」(1953年1月7日公布)が改廃され、米国民政府布令第125号「琉球列島出入管理令」が制定されました。ここで、「琉球列島居住者」の定義が奄美返還以降の「琉球列島」に戸籍をおく者に変更されます。これにより、奄美籍の人びとは「非琉球人」として法的に管理されることになりました。

米国民政府布令第125号「琉球列島出入管理令」(1954.2.11)資料コード: RDAP000029

 

奄美返還当日の1953年12月25日、米国民政府布告第27号「琉球列島の地理的境界」が発せられ、「琉球列島」の北限が北緯29度から北緯27度に南下するなど、地理的範囲が変更されます。これにより「琉球列島」の行政区画が現在の沖縄県と同じ範囲となりました。

米国民政府布告第27号「琉球列島の地理的境界」(1953.12.25) 資料コード: RDAP000033