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琉球政府文書

フィリピンバナナの輸入解禁

農林局「輸出入貨物の取扱いに関する書類」から、フィリピン産バナナの輸入解禁に関する文書を紹介します。

1963年以来、沖縄が輸入していたバナナは台湾産のみであったため、買手側である沖縄にとっては不利な取引になりがちでした。そこで、「適正競争」を喚起するため、フィンピン産バナナの輸入に向けた検討がはじまりました。

『フィリピンバナナ輸入解禁』(R00058819B)には、こうしたフィリピン産バナナの輸入解禁に関する文書が綴られています。

下の文書は、1971年2月から3月にかけて行われたフィリピンでの現地調査の報告書です。フィリピン産バナナを沖縄に輸入できないのは、フィリピンがバナナパナマ病の分布地域とされていたためでした。調査の結果、フィリピン産バナナ(キャベンディッシュ)はパナマ病には罹病しておらず、また植物防疫所による栽培地調査や輸出検査もきちんと実施されていることがわかりました。

   

こうした調査・検討の結果、1971年5月から、フィリピン産バナナが沖縄に輸入できるようになりました。

 

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