沖縄県公文書館 > 資料紹介 > 米国収集資料 > ニクソン大統領文書

USCAR文書

ニクソン大統領文書

作成機関:アメリカ国家安全保障会議(NSC)
収集機関:米国国立公文書館
資料要旨:ニクソン大統領時代の沖縄返還交渉
資料構造:以下のシリーズに分かれます。
・ホワイトハウス・セントラル・ファイル(White House Central Files)
・ホワイトハウス・スペシャル・ファイル(White House Special Files)
・NSFファイル(National Security Files)
特記事項:同記録群については、2007年現在も公開作業が続いています。当館では、1998年から随時調査を実施し、必要と思われる文書を収集してきました。また、同記録群の一部には、国家安全保障に影響を及ぼすという理由で非公開となっている文書もあり、当館では「情報自由法(Freedom of Information Act)」に基づいて開示請求を行っています。今回、追加公開する文書は、そのうち、2000年4月、同6月および2001年4月に公開された文書です。

ハイライト資料

“Okinawa Reversion: Cats and Dogs” (沖縄返還: 上へ下への大騒ぎ)

1972年の沖縄返還においては、返還に伴うアメリカ政府の財政支出を補償するために、日本政府が3億2千万ドル支払う取り決めがなされました。しかし、この公式の取り決め以外に、国民には明らかにされなかった支出があったのではないかとの疑惑が生じており、これを一般に「沖縄返還密約」あるいは「財政密約」と呼んでいます。
2000年と2002年に相次いで発見された米公文書には、日本政府が2億ドルの裏負担をしていたことなどが記されています。このうち左の文書は、2002年にマスコミで公表されたものです。(資料コード:0000074401)

(内容)
ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)が、1972年6月のキッシンジャー大統領補佐官の訪日に備えて作成した内部文書。
土地の補償問題について、米政府が支払うべき補償費400万ドルは日本が肩代わりし、この金額は対米補償費3億1600万ドルに追加されると明記されています。
さらに、日本政府は密約の存在を一切否定し米国側にも同様の対応を求めているが、米政府としては議会やマスコミの追及があれば密約の存在を認めるつもりはないが、避けられないかもしれないと記されています。
≫PDF画像(全8頁)(536KB)

追加公開資料リスト

No. 資料コード シリーズ名 タイトル
1 0000074399 National Security Council Files, NSC Files, VIP Visits (00925-003) Japan, Visit of Prime Minister, Vol. II, Nov – 19-21/69, SATO (1 of 2) (2000年公開分)
2 0000074400 National Security Council Files, HAK Office Files, HAK Trip Files (00021-007) HAK’s JAPAN VISIT, Jun 1972, SITTO FILE. (2001年公開分)
3 0000074401 National Security Council Files, HAK Office Files, HAK Trip Files (00022-001) [Henry A Kissinger’s Trip to Japan, June 1972]. (2000年公開分)
4 0000074402 National Security Council Files, HAK Office Files, HAK Trip Files (00022-001) [Henry A Kissinger’s Trip to Japan, June 1972]. (2001年公開分)
5 0000074403 National Security Council Files, HAK Office Files, HAK Trip Files (00022-003) [Japan Trip MemCons – The President, June 1972]. (2001年公開分)